テレビ会議 トラブル解消講座 Vol.4 【映像ケーブル編】
皆様、こんにちは!
VTVジャパン:営業企画の小山(おやま)です。
ご好評頂いております、「テレビ会議 トラブル解消講座」、
第4回目は【映像ケーブル編】をお伝え致します。
ケーブルとひとことで言っても、沢山の種類のケーブルがありますよね。
映像ケーブルを見ても、用途別に様々なケーブルが存在します。
お客様とお話をしていても・・・・
「パソコンとプロジェクターをつなぐケーブル・・・」
「あぁ、D-sub15ピンケーブルですね?」
「それってアナログRGBケーブルって言うんじゃないの?」
と、ケーブル名称の理解もバラバラ・・・。
テレビ会議 トラブル解消講座Vol.4では、テレビ会議システムで
よく使う映像ケーブルの種類を解説させて頂きます。
呼び方(名称)を共通化する事で、トラブル解決の時間も短縮できます。
是非、参考にしてみてください。
【アナログRGBケーブル】
別名称:D-sub15ピンケーブル
パソコンの映像をディスプレイに送るための接続規格。
VGA端子とも呼ばれ、古くから存在している接続規格です。
多くのディスプレイと接続できます。
テレビ会議との接続用途としては、パソコンとテレビ会議本体とを接続して
資料共有(H.239)を行う際に使われます。ただ、最近はテレビ会議本体が
デジタル化されているため、SD機対応のケーブルとして多く利用されて来ました。
【コンポジット端子ケーブル】
別名称:RCA端子ケーブル
映像機器の映像をテレビモニターに送るための接続規格です。
従来のアナログ放送のSD解像度の映像をアナログ方式で伝送する為、
もう殆ど見られなくなったケーブルですが、SD機をご利用のユーザー様には
まだまだ現役なケーブルです。
テレビ会議との接続用途としては、テレビ会議システムからの映像出力を
テレビモニターの映像入力に差込み、モニターへ表示させる際に利用します。
ちなみに、映像は「黄色」の端子ですが、音声は「赤」「白」に色分け
されています。形状は一緒なんですけどね(笑)
【DVI-Iケーブル】
こちらも基本、パソコンの映像をディスプレイに送るための接続規格なのですが、
劣化しにくいデジタル信号を用いているため、高解像度の映像が取り扱える
ケーブルです。
DVIにはもうひとつ規格があります。DVI-Dという規格です。
■DVI-I / デジタルディスプレイ/アナログディスプレイに接続可能
■DVI-D / デジタルディスプレイに接続可能
と、DVI-Iの方が汎用的に利用できます。
テレビ会議との接続用途としては、資料共有(H.239)時にパソコンと
テレビ会議本体と接続したり、テレビ会議のカメラと本体を接続させる
ケーブルとして利用しています。
【HDMIケーブル】
デジタル機器の映像と音声をデジタルテレビに送るための接続規格です。
特長は、デジタル映像と音声がケーブル1本でまかなえるという事と
「HDCP」というコピーガード形式が用いられています。
テレビ会議との接続用途ですが、HD機の場合、ほとんどの映像系ケーブルは
HDMI仕様になっています。資料共有(H.239)・カメラと本体・モニターと本体、
映像に関わらず音声も1本のHDMIケーブルで構成されます。
いかがでしたか?
もし、映像ケーブルの形状や名称が分からなくなった時、
このページを見てご確認頂ければと思います。
しかしテレビ会議って、商品として見ると非常にシンプルな製品なのですが、
(遠隔地の人と顔を見ながら話できる装置)
通信・映像・音声と足を踏み込めば、奥の深い製品です。
「深い悩みは、深いな闇」に葬りさらず、テレビ会議 トラブル解消講座で
スッキリしてくださいね!
・・・最近、だじゃれ、多いな(汗)
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