テレビ会議 トラブル解消講座 Vol.9 【年末大掃除編】
皆様、こんにちは!
VTVジャパン:営業企画の小山(おやま)です。
年末! ですね。1年の締めくくりとして会社の最後のイベントで残されている「大掃除」。事務所の中や机の引き出しを整理するのも必要ですが、テレビ会議・ビデオ会議の専用端末も綺麗に掃除してみませんか? という事でテレビ会議・ビデオ会議の専用端末や周辺機器も含む「テレビ会議のお掃除方法」のポイントをご紹介させて頂きます!
①ご承知だと思いますが、テレビ会議は「精密機械」です。
会議室を掃除するついでに雑巾でテレビ会議システムも「水拭き」で拭いてしまえ!っと、・・・ちょっと待ってください! テレビ会議システムは精密機械です。端末本体やカメラを拭くときは、精密機械用の「ウェットティッシュクリーナー」等で、なるべく水分を含まない柔らかな布地で拭いてください。旧型のシステムは本体に「ファン」が内蔵されているモノもありますので、PC用の「エアーダスター」等で細かな塵を吹き飛ばして清掃してください。
②配線をきれいにしましょう。
不思議なのですが、テレビ会議を利用しているといつの間にか「配線」がゴチャゴチャになってしまいがちになります。絡まったケーブルを綺麗にすることで、ケーブルの断線や劣化を防ぐことができます。
③結線を間違えないで!
テレビ会議システムを綺麗に拭いて、ケーブルも綺麗に配線して・・・、までは良いのですが、掃除する際にケーブル類を抜き差しすることもあるかと思います。ここで注意! 「結線」を間違えてしまうとテレビ会議ができなくなってしまいます。・・・当たり前ですよね。ここでワンポイント! せっかく綺麗にするのだから、今後も結線を間違えないようにこんな風にまとめてみては如何でしょうか?
各ケーブルと、差込口に同じマーク(テプラ)を貼っておく。この様にしておけば、誰が見たって間違えること無く結線できますよね。転ばぬ先の杖と言いましょうか、トラブル回避策としても対応できます!
④念押し確認を行ってください!
テレビ会議システムも綺麗になった! ケーブル類も綺麗にまとめた! 結線も違ってない! ご苦労様でした! でも、最後に念押し確認を行って下さい。 テレビ会議メーカによって確認できる項目が変わりますが、システムの詳細設定できちんとケーブルやカメラが認識されているか診断できる項目があります。 ちなみにアバイアのXT5000では下記のような確認画面があります。
こちらの画面は、周辺機器がちゃんと接続できているか確認できるチェック画面になります。
こちらは、テレビ会議のマイクが正しく音声入力できているかが分かるチェック画面です。このようなチェック画面を見ながら正しくテレビ会議システムが使えるか?を確認してください。
⑤最後にやっておくこと!
掃除を終えて最後にやっておくこと。コレ・・・やらない人が多いのですが、一番重要なポイントです。必ずやって欲しい最後のチェックです。
「通信テストを行う!」
ドコかの拠点でも結構ですし、MCUを導入頂いている企業様でしたらテスト用の会議室を作って頂いても結構なのですが、掃除を行った後、必ず通信テストをしてください。そして、普段と変わらずテレビ会議が行える事を確認してください。テレビ会議をご導入頂いている企業様のほとんどが、おそらく年末・年始でテレビ会議を利用したイベントを行うと思います。 そこで「繋がらない」「聞こえない」「見えない」等のトラブルが起こってしまっては大変ですからね(汗)!
ちょっとした事で、テレビ会議はもっと快適に便利にご利用頂けます。普段からのお手入れも必要ですが、1年間使ってきたテレビ会議も年末ぐらいは綺麗にしてあげてくださいね。
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